まずは生活習慣を整えよう

薬だけでは十分な効果が出ないことも

一定の年齢になると、薄毛の症状は誰にでも生じる可能性があります。「毛髪が薄くなってきたかもしれない」と感じたら、早めに皮膚科に相談に行くとよいでしょう。皮膚科へ行くと、治療薬の処方に合わせて生活指導が行われるのが通例です。生活習慣の乱れが薄毛の原因になっていることもあり、その場合は医薬品を使用しても効果が弱くなる可能性があるからです。ここでの生活指導の中心となるのは睡眠時間の確保です。しっかりとした睡眠を確保できない状態が続くと、疲労が蓄積して毛髪の育成にもよくありません。仕事などの影響で睡眠時間を確保するのが難しい場合もありますが、寝具や寝室の温度を調整することでよい眠りが期待できるかもしれません。

食事の見直しも欠かせない

皮膚科医から提案される生活指導は睡眠だけではありません。食事についても見直すように促されるのが一般的です。食事による栄養摂取は身体を動かすエネルギーになるのはもちろん、毛髪を育成するための材料にもなっているからです。日常の食事で不足している栄養素があると、たとえ医薬品が効果を発揮したとしてもしっかりとした髪が生えない可能性もあります。まずは、1日3食をきちんと食べることが基本です。アレルギーがある場合をのぞいて、いろいろな食品をバランスよく食べましょう。サプリメントで栄養を補ってもかまいませんが、食事で栄養をとるのが最適です。「毛髪の育成に効果的」とされる食品を聞いたことがあるかもしれませんが、どれも明確な証拠はないのでバランスを優先した食事をしてください。

女性の抜け毛の病院では、細胞成長因子を毛根にダイレクトに注入し、毛髪の成長を促す治療方法があります。